「来るかもしんまい、ネクストレベルのイーコー」第三話 恋の罪
著:綾波$マコト
言葉なんて、覚えるんじゃなかった
日本語と、ほんの少しの外国語を覚えたおかげで
僕は、
あなたの涙の中に立ち止まる
来る明日。
天神祭という名の、
国政行事がぉこなわれるという…
私は、
ゴミ出しの車を追いかけた。
あともう少しで、あともう少しで、
次のゴミ捨て場からギリギリ追いつけない。
気がつけば…隣り街まで来ていた。
ここは…新宿、円山町…
トゥルルル
不倫相手の男からだ。
「はい」
「今どこだ?」
「…わからん」
私…
今まで何を頑張ってきたんだろう…
フッと…
焦燥感が湧いたの…
その純情×感情…
来るかもしれない…
ネクストベルレの……
恋…
七年振りに…
ゴール前に立つこの緊張感。
悪くないわ…
最高のドライブシュートを決める。
俺は彼女に言った。
当日…素肌にコロンをまぶしていっていいか?
「えーよ。なんで?」
ヤボだぜ…
花火が上がるタイミングで、
君が好きだと告白。
と、いう名の…
アスファルトに生える一輪の花。
きたのか…
畜澤と…ガミキより先に…
彼女という名の…
恋人が…
つづく