2012年7月8日日曜日

セクサロイドエンターブレイン配信

「来るかもしんまい、ネクストレベルのイーコー」第三話 恋の罪
著:綾波$マコト



言葉なんて、覚えるんじゃなかった

日本語と、ほんの少しの外国語を覚えたおかげで

僕は、

あなたの涙の中に立ち止まる


来る明日。

天神祭という名の、

国政行事がぉこなわれるという…

私は、

ゴミ出しの車を追いかけた。

あともう少しで、あともう少しで、

次のゴミ捨て場からギリギリ追いつけない。

気がつけば…隣り街まで来ていた。


ここは…新宿、円山町…


トゥルルル

不倫相手の男からだ。


「はい」


「今どこだ?」


「…わからん」


私…

今まで何を頑張ってきたんだろう…

フッと…

焦燥感が湧いたの…

その純情×感情…


来るかもしれない…


ネクストベルレの……



恋…



七年振りに…
ゴール前に立つこの緊張感。

悪くないわ…

最高のドライブシュートを決める。


俺は彼女に言った。

当日…素肌にコロンをまぶしていっていいか?

「えーよ。なんで?」

ヤボだぜ…

花火が上がるタイミングで、

君が好きだと告白。

と、いう名の…

アスファルトに生える一輪の花。


きたのか…

畜澤と…ガミキより先に…


彼女という名の…


恋人が…




つづく